サンライフ有限会社 代表取締役社長の赤堀 祐(あかほり ゆう)よりご挨拶 申し上げます。

当社は、平成14年に創業し、おかげさまで20周年を迎えることができました。不動産の売買、賃貸、管理を本業としておりますが、その他にソフト開発もおこなっております。昨今、コンピュータ技術の進化によって、パソコン、スマートフォン、タブレットが高性能になり、低価格化、小型化も進み、人々の生活にコンピュータが身近なものになりました。それに対して、それらの道具を使う側である人の方は、その道具を使いこなせない人が増えてきました。また 2020年初頭から始まったコロナ感染者の増加によって、人々の購買力が低下し、それまでの社会が持っていた価値観が変化しているのを私は実感します。例えば、いままで会社へ勤務してた人が、コロナによって在宅ワークに切り替わる人が増えました。会社が大きな店舗を持って社員を集めるよりは、小さい店舗や無店舗になって社員が在宅ワークになっていくような時代の流れを感じます。コンピューター技術の進化とコロナによる社会環境の変化によって、コンピュータを使って企業経営を自動化、省力化し、より低コストに企業を運営することを考える企業経営者が増えました。そのためには、コンピュータを活用しないといけませんが、コンピュータについての詳しい知識やプログラミングの知識が必要となり、大企業では自動化、省力化が可能でしょうが零細企業ではなかなか難しいのが現状です。私は、そういった状況を改善したくて、不動産業を営みながら仕事の自動化、省力化に取り組んでいます。まずは、自分の会社で自動化、省力化を実現してから、そのノウハウを世間に役立てたいと思っています。当社は、時代の変化を敏感に察知して、時代の変化に合わせた経営をすることをモットーとしています。

当社が、20年以上も会社経営を維持できたのは、良きお客様、良き家族、良き競争相手に恵まれたからでした。
不動産業を取り巻く環境は、しだいに厳しいものになっていると私は感じています。法律が未整備なためなのか、不動産を安心、安全に取引するのが難しくなり、不動産を売買したり、賃貸したりすることによってトラブルが生まれやすくなっています。そういう状況の中で、必要となってくるのは、知識と経験に裏付けされた不動産会社の社員と、不動産会社とお客様との信頼関係です。これからの不動産取引は、知識と経験の浅い不動産会社の社員にはトラブルが起こりやすく、想定されるトラブルを事前に察知できる知識と経験を持った社員が必要です。しかし、お客様も人間なら、不動産会社で働く人も人間です。お客様の中には、不動産会社の社員を、機械や、ロボットのように見ていて、もし不動産会社の社員がミスをしたら、社員を責めるお客様もいます。しかし、それは違うよと私は言いたいです。もちろん完璧な仕事をするのが理想ですが、不動産会社の社員も人間なので、ミスをする時もあります。そういう不動産会社の社員がミスをした時に、そのミスをお客様で受け入れる度量がある人が、私にとって良いお客様なのです。そういうお客様の度量は、不動産会社とお客様との信頼関係から生まれます。私には、お互いに信頼関係を築いた良いお客様に恵まれて、今まで不動産業を営んでこれました。
プライベートでは、令和3年の12月に49歳で結婚し、生涯の伴侶と仲睦まじく生活しています。良き伴侶、良き両親、良き友人に恵まれて毎日感謝しております。
そして、私は、公益社団法人静岡県宅地建物取引業協会で、理事を務めさせていただいています。私には過分な役でありますが、理事達の末席で何か役に立つことがあれば、できるだけの努力はしていきたいです。優秀な同業者の表情、言葉遣い、態度、行動などを観察して、学ぶべきものがあると勉強させてもらっています。良き競争相手にも恵まれて感謝しております。

これからの当社は、不動産業で身近なお客様を大切にするとともに、ソフトウエアを開発して、世界全体の人々と遠い関係を持って、世界全体の人々のお役に立ちたいと計画しております。まだまだ実験的な試みであり、上手くいくかも定かではありませんので、不動産業を営みながら私の残りの人生を世界全体の人々の役に立つことをして成果を出すことにまい進していきたいと思っています。

サンライフ有限会社
代表取締役社長 赤堀 祐

(2023年3月1日初版。6月9日改定)